高校生の子どもが自転車通学を始めてから、雨の日の朝はいつも戦いです。
レインコートで体は守れても、駐輪場で雨ざらしになるヘルメットだけはどうにもなりませんでした。
私は、この「濡れたヘルメット問題」に長く頭を悩ませてきた一人です。
手軽な解決策としては、ドライバッグに自転車ヘルメットを入れることで、保管中に濡れることを防ぐことができます。
今回はそれ以外にも、濡れたヘルメットの置き場所をスマートに解決するアイデアをご紹介します。
Contents
自転車ヘルメットの素材を知る
屋根なしの駐輪場でのヘルメットの管理方法を紹介する前に、自転車ヘルメットの素材を知りましょう。
知っていることで、どのような状態であれば雨で濡れたとしても快適に保管できるのか悩むことがありません。
自転車のヘルメットの主材料は、「発泡スチロール」です。
この発泡スチロールは水を吸わないですが、隙間が厄介!
実はこれ、バイクのヘルメットのスポンジと違って、発泡スチロールは水を吸い込むことはありません。
しかし、シェル(外殻)と発泡スチロールのわずかな隙間に雨水が入り込むと、いつまでも水滴が滴り落ちる原因になります。
本当に乾かないのは「内装パッド」と「あご紐」
自転車ヘルメットが濡れた場合、一番問題なのが「内装パッド」と「あご紐」です。
雨の日のヘルメットをヘルメット本体が水を吸わなくても、頭を固定する内装パッドとあご紐は布製です。
ここが雨をたっぷり吸い込んでしまうと、装着した瞬間に冷たい水がじわっと染み出し、不快感はマックスに達します。
一度濡れた布部分は乾きにくく、生乾き臭の原因にもなるため、やはり濡らさないことが最優先の戦略となります。
それでは、雨の日に自転車のヘルメットはどこに置けばいいのか、紹介していきます。
屋根なし駐輪場でのヘルメット管理方法
雨の日の自転車ヘルメットを保管する方法は3つです。
- 防水ドライバッグを「持ち運び用」として活用する
- 学校の「机の横」や「ロッカー」を活用する
- 自転車に「リアボックス」を活用する
校内に濡れたヘルメットを持ち込むことができるようでしたら、持ち運び用のドライバッグが取り入れやすい方法です。
それでは、詳しい内容をお伝えします。
解決策1:防水ドライバッグを「持ち運び用」として活用する
キャンプなどで使う「防水ドライバッグ」にヘルメットを入れて教室へ持ち込む方法です。
開口部をくるくると巻いて閉じるタイプなら、外側がどれだけ濡れていても中身は完全にドライな状態を保てます。
駐輪場に着いたら、屋根のある場所で脱いだヘルメットはバッグに入れ、そのまま机の横に運んでします。
これなら、ヘルメットが自転車カゴの中で濡れることも、盗難の心配もありません。
コストを抑えて、100円ショップの簡易的な防水巾着を利用することもできます。
しかし、土砂降りの日には縫い目からジワジワと水が浸入し、結局ヘルメットが湿ってしまう結果になるので、おすすめはしません。
通学での使用を考えるなら、2,000円前後のしっかりした登山用ドライサックを買った方が、親としても安心感が違います。
解決策2:学校の「机の横」や「ロッカー」を活用する
ドライバッグで校内に持ち込んだ時に、机の横やロッカーに自転車ヘルメットを保管します。
そのときの、収納方法にも工夫を凝らしました。
基本はドライバッグで運びますが、教室に着いたらあえてメッシュポーチに入れ替えて、机の横に吊るすよう提案しています。
こうすることで、登校中にわずかに付着した湿気を逃がし、下校時までにカラッと乾かせるのです。
もし机の横が狭い場合は、担任の先生に事情を話して相談してみるのも一つの手です。
最近はヘルメット着用が努力義務化されているため、学校側も置き場確保に柔軟な対応をしてくれるケースが増えています。
解決策3:自転車に「リアボックス」を活用する
どうしても学校内に持ち込めない、持ち込みたくないなら、自転車自体に防水の収納スペースを作るしかありません。
そこでおすすめなのが、荷台に取り付ける「リアボックス(トップケース)」です。
バイク用として売られているものが多いですが、最近は自転車用も増えており、鍵付きのハードケースなら雨と盗難の両方をシャットアウトできます。
リアボックスを付ける場所がない場合は、前カゴを「最強のシェルター」に改造しましょう。
一般的なカゴカバーの内側に、さらに厚手のビニールシートを仕込む「2重構造」が有効です。
ただし、盗難リスクを減らすためにヘルメットには必ずワイヤーロックを通し、カゴのフレームと固定することを徹底させてください。
ヘルメットが濡れてしまったあとの親ができる自宅ケア
もし、これらの対策をしても自転車のヘルメットが濡れたしまった場合は、家に帰ってきてから正しい方法で乾かしてあげましょう。
絶対避けてほしいのは、ドライヤーの熱風を当てることです。
ヘルメットの主成分である発泡スチロールは熱に弱く、変形すると衝撃吸収性能がガタ落ちしてしまいます。
基本は、乾いたタオルで徹底的に水分を拭き取り、サーキュレーターの風を当てて陰干しするのが正解です。
タオルドライの直後に、アルコール不使用の消臭・除菌スプレーを一吹きしておくこと
雨水には目に見えない雑菌が含まれており、放置すると嫌な臭いが発生します。
タオルドライの直後に、アルコール不使用の消臭・除菌スプレーを一吹きしておくと、臭いの発生をおさえられますよ。
雨の日の自転車ヘルメットをどこに置く問題のまとめ
屋根のない駐輪場でのヘルメット問題は、素材の特性を理解し、適切なアイテムを選ぶことで解決できます。
親としては、少しの工夫で子供の通学負担を減らしてあげたいものです。
まずは、信頼できるドライバッグを一つ用意することから始めてみませんか。
